「メタバース」の話題は落ち着きを見せ始めています。当たり前といえばそうだったのかもしれません。FaceBookがメタに改名するといったあたりからお祭り騒ぎだったのです。
「メタバース」「VR」「AR」(VRやARを含めたものにXR)などがありますが、どうも中小零細企業の仕事に関係しているのが「VR」ではないかと私は思っています。
メタバース内でもVRが使われることはあります。商品を立体的に見たいときはVRを使用したりARを使用すると可能です。当然、メタバース内でVRを使用すれば同じことが可能です。
メタバースは空間が提供され、その中での「コミュニケーション」を楽しむシステムを指しています。
これが重要なのです。最近のビジネスに大事なことって省力化ではないでしょうか。スタッフの数を減らし、できるだけ効率を上げることを目指されることって多いです。それはお客様とスタッフの「コミュニケーション」を減らしているのではないでしょうか。
今後、メタバース内でもボットやAIが活用されると思います。そうなると、お客様とのコミュニケーションを効率化して多くの方とお話ができるようになっていくかもしれません。現在では実用性のあるシステムはなかなか見当たらないのではないでしょうか。
公演とか教室などはVRでシステムを作るほうが良いような気がします。
メタバースでビジネスをする際のもう一つ大きな問題点はお金の回収方法です。メタバース内のお金のやり取りは仮想通貨で行われることが多いです。その時点で大きなハードルとなります。さらに、どうやってチャージするかも重要です。
- 空間への入場料
- 空間内のシステム使用料
- 仮想アイテムの販売
- 実商品の販売
- など
実商品の販売についてはカートシステムがメタバースのシステムに実装されていません。ライブ販売のような形をとればできないこともないですがどうやって支払うかなども問題が多いです。現状はUnityを使用すればShopifyの商品を販売が可能です。
上記のようなことがビジネスにつながっていくのだと思いますが、まだ少し難しいです。
今は
「宣伝」(新しいことをしてますよ!的なものです)
をするための場所程度で落ち着ています。中小零細企業がメタバースの世界で商売をすることになるのはもう少し先になるのかもしれませ
ん。